
例えば、現在主流のローコスト自由設計と言うのがありますが、ほとんどの会社が、まずローコストになっていない場合が多く見られます。
ある会社は軒裏やひさしの面積まで施工面積に算入して坪単価を掛けたり、又ある会社では別途工事を多くつくったり、又着工後の追加工事としたり….又はローコスト住宅でありながら40%以上の利益を会社が取ったりしている事もあります。
ローコストと言う名目で、高利益を取っていては本当のローコスト住宅ではありません。本当のローコスト住宅と言うのは単に数字のマジックではないのです。
住宅の自由設計の場合の原価はそれぞれ違うのが当たり前なのです。そのうえでコストを下げる工夫は、プラン〔設計〕段階から考えていかなければならないし、そのためには全てのかかる工事原価を公開して、お客様にその内容まで把握していただき一緒にコストを下げる努力をして頂く事が必要だと考えています。
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